埼玉での陥没復旧
2023/11/16
隣地とまたがって陥没が発生する事が東京や埼玉の住宅街では起こります。隣地の方とも合意して陥没復旧工事が出来ればよいのですが、様々な事情で両世帯の合意に至らずに手つかずになってしまっているケースがあり、弊社でも幾つか案件として止まったままになっている物があります。
今回のご依頼もそんなケースの一つなのですが隣地との境界ブロックが大きく陥没しており、ご相談者様の敷地内だけでも復旧したいとの事で工事が始まりました。
防草シート張りの敷砂利、ブロック塀と建物のベースや捨てコンがあるので敷地内での陥没状況は フェンスの傾き位しか見た目には分かりませんが隣地側から見ると
雨が降るたびに不安になるお気持ちは良く分ります。
建物の下にまで陥没による空洞が発生しており、隣地よりGLも高いため埋め戻すにしても土留め施工が必要となりますので敷地内ブロック塀を解体時に隣地ブロック塀が倒壊しないように補強をして掘削と解体をしていきます。
土留め枠を入れながら建物下の陥没部分地割れに注入用のパイプを設置しながら大きな空洞を埋め戻していきます。
施工か所は巾300~400㎜程度での作業ですから当然人力ですが中々に苦労はしてます(笑)
埋め戻しが終わればいよいよ空洞充填を行っていきます。
あとは客土整地を行って完了になるのですが、工事期間中に隣地状況が変わり更地へと解体する事が決まりました。
今回は地中に土留めを施工しているので問題有りませんが隣地ブロック塀解体時に表層の埋め戻しが崩れてしまうので整地作業のみ年明けに作業することになりました。
この後は築70年程度の住宅兼アパートの補強&一部沈下修正工事が始まります。
このような状況でも陥没の復旧工事は施工できますのでお悩みでしたらご相談ください。