川崎での土台揚げ
2023/10/18
土台揚げのはずが床下に入ってみると・・・ こんな感じで工事は始まりました。
工事前に床下の確認が出来なかったので着工して和室の畳を上げて床下に入るといきなりの光景でした。
土台からジャッキアップするには基礎よりの反力が必要なのですが、このままではジャッキをかけても建物が上がるどころか基礎が折れます。
そこで急遽
耐圧板で基礎補強です。幸い一部分の陥没でしたので2カ所ほどの補強で済みました。
今回は賃貸物件という事で埋め戻しのみ行い、再度陥没が進行するようなら別途検討することになりました。
いきなり予定外の工事でしたが土台揚げの段取りをしていきます。
最近はフルリフォームに伴っての工事が多かったので床を剥がして作業できる現場が多かったのですが、本来は床を剥がさずに作業するのでこれが従来のジャッキセット状態になります。
もちろんお住いのまま施工できますので、家の傾きでお悩みの方は仮住まいや引越しの心配はありません。
でも今回は空き家ですので和室だけ一部床を床を剝がさせて頂きました。
ジャッキセットが終わるとジャッキアップ、受け方、アンカー溶接、モルタル詰め、といつもの流れで進んでいきます。
この現場の最中に緊急案件が発生し急遽埼玉へ出動となりました。
陥没復旧依頼で雨が降るたびにカーポートの屋根を伝い雨水が滝の様に流れ込んでくるとの事で隣家との諸事情も有り急いで着工です。
その様子はまた次回へと続きます。
ここの所、修正工事の現地調査は土台揚げ案件が多かったのですが、地盤調査を伴う現地調査が増えてきました。土台揚げだけでなく基礎から持ち上げる耐圧板工法やアンダーピニング工法も得意ですので家の傾きでお悩みでしたら是非ご連絡ください。