株式会社テクノ

水と粘土と格闘中

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水と粘土と格闘中

水と粘土と格闘中

2022/08/09

梅雨末期の様な雨の日が続き水位が上がってしまい、ちょっと根伐では苦労してます。

粘土質ではなくほぼ粘土を掘削しているので、水も下から湧くというより粘土の隙間から差してくる上にGL-600からは焼き物でも作れるのではというくらいの粘土で掘削というより四角に切り出しながらの根伐作業で弊社のエースと共に掘削してます。

 

 

茶色ばかりで全く見栄えがしませんが苦労の跡です。

今回はアンダーピニングなのでここから杭打ち作業に進んでいきます。

 

 

いつもと少し違う事にお気付きでしょうか?ジャッキアップ用のブラケットが無く、杭打ち後に杭頭を固定しているんです。

なぜかというと今回の術式は?アンダーピニング工法+土台揚げ工法の組み合わせでの修正工事なんです。

御依頼物件は新築後数年たった辺りで傾きが発生して一部分だけ修正工事をしたかもしれない築約40年の木造住宅。そして15年前位に1Fリビングを小上がりの和室にリフォームしてあり図面を確認すると無筋基礎。

そして直そうと思ったきっかけが、今年に入ってからの東日本大震災の大きめな余震で建物中央付近の傾きが進行したからとの事。

ご施主様のご希望は再沈下しない事、直したばかりの埋め込みのお風呂はそのままにしたい、全体でのジャッキアップは望まない。という中々な諸条件のそろったご依頼でした。

一番の問題は曲がったまま1Fをリフォームしているので1Fと2Fでレベル数値が違い、どこにどう合わせてのジャッキアップをするのかという所。

無筋基礎なので各種補強を行っても、基礎からのジャッキアップでは建物中央の部分的な修正には不向き。そして再沈下しない工法となると現地レベル測定後にどう収めるのが一番良いのかをじっくり検討した結果、アンダーピニング工法+土台揚げ工法の組み合わせを選ぶことになりました。

現地調査時には床下が確認できなかったのでどこをどの位以前直したのかが判りませんでしたが

 

想定通りの範囲で土台揚げがしてありました。

アンダーピニング施工範囲での作業が完了後に土台揚げの準備に入っていきます。

 

 

部分的なジャッキアップですが最大で40mm程度のジャッキアップになる予定なのでジャッキアップ後に室内レベルを測定しやすくする為に、床束もジャッキアップ前に鋼製束に入れ替えてしまいます。

 

 

入れ替え作業はジャッキアップ後の方が作業しやすいのですが、ジャッキアップ後に床が揺れるとオートレーザーが揺れて測定誤差が大きくなってしまうのでジャッキアップ量に見合った鋼製束に入れ替えました。

ジャッキセットがすべて終わりジャッキアップを行うと

 

 

いつもの床下での光景です。

今回は最近では珍しい引き戸の玄関なので、周辺のタイルを剥がして縁切りをしてジャッキアップをすると

こんな感じになり防犯上宜しくないので急いで玄関周辺からモルタル詰め開始です。

 

 

モルタル詰めと外部土間打設や庭石の復旧を行い工事完了です。

 

 

アンダーピニング工法と土台揚げ工法の組み合わせはいかがでしたか?

様々な条件やご要望に精一杯お応えして修正工事を行っていますので、建物の傾きでお悩みでしたらお気軽に ご相談ください。

8月は夏休みもあり作業日数が少ないのですが、耐圧板工法での修正工事を2棟着工して行きます。

 

 

 

 

 

 

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