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2022/06/25

さあ千葉での工事が始まりました!

今回の御依頼は基礎共での曳家工事になります。ざっくり話せば配置間違いなのですが、配置間違い自体が数は少ないのですが無くなりそうで無くならない案件の工事になります。

墨出しの仕方が担当者によって違っていたり、境界杭を動かしてしまった事を誰も気が付かずに建築が進行していたりと理由は様々ですが無くなりません。

私も初めての配置間違いの現場は、阪神淡路大震災で神戸での沈下修正工事をご依頼くださった住宅会社様の新築現場で配置間違いが発覚して沈下修正工事の前に急遽着手した事を今でも覚えています。確か300㎜の移動でした。

100㎜~900㎜程度の移動工事になる事が多いのですが、着工した中で一番短い距離は50㎜の移動工事が有りました。

今回は1000㎜なので配置間違いの中ではまあまあの距離です。

ベタ基礎で施工している建物なので地中梁や深基礎が絡んでいると移動方向によってはかなりのボリュームな工事になりますが、お話を伺って図面を確認すると基礎外周部以外は梁も無くフラットなので基礎を抜き上げずに移動する事を選択し根伐開始!と行きたかったのですが梅雨時期での工事あるあるでいきなり雨天順延になり天気の合間を見ながら根伐開始です。

  

床付け付近にある黒い〇にお気づきでしょうか?

 

私も久しぶりに見ました!さて何の穴でしょう?

 

正解は後ほど、なかなか見ることは無いと思いますよ。

 

ベタ基礎なので床下部分の掘削は

 

昨年の町田で長期掘削工事の本職バージョンです。今回は掘削長さにすると4m程度なのですが移動用の耐圧板を作るので床付け等の細かい所には気を使って掘削して行きます。

掘削が多い現場になるので建物を支えつつの作業進行になり、耐圧板の反力を確保しながらの地道な進捗状況が続いていきます。

この現場で作業しつつ、ご相談を頂いている現調打ち合わせも千葉県で幾つか伺っていく予定になっているので暫くは千葉を拠点に活動しています。

 

さてトップ写真にもありますがあの黒い〇は新築前に行ったSS調査の穿孔の後でした。

修正工事の為にSS調査をした場合には調査位置が自分で判っているのでたまに見つけますが、今回のような見つけ方はちょっとレアでした。

7月にもアンダーピニング工法に向けてのSS調査を行う現場があるので機会があればSS調査について書いてみようと思います。

 

建物の事でお困りの事がありましたらお気軽にご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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