埼玉土台揚げ編
2023/05/24
前回から引き続きで埼玉での土台揚げ工事編です。
築60~70年の平屋建てを増改築を繰り返し、ほぼ総2階建てにリフォームしている建物です。
通常、傾いたままリフォームされた建物はリフォームしていない個所とリフォームした箇所で水平レベルが合わないので修正工事をしてからのリフォームが望ましいのですが、全体のレベルを測定しないで部分リフォームされていたり、床を平らに張り替えて傾きを分かりにくくしている場合もあります。
傾いた家を水平にするには費用もかかることですので、上記のようなリフォームをしているケースも見かけます。状況をご理解した上での事でしたらまだ良いのかもしれませんが、傾きが進行している場合には厄介な問題が発生します。ジャッキアップをして床を水平にしても後からリフォームした分部は水平にはならないので再度のリフォームが発生してしまいます。
リフォームをご検討されている場合に玄関ドアや室内の建具等、チリが合わなかったりドア枠や床に扉が擦るようでしたら是非傾きの調査をしてからリフォームをご検討ください。
この建物は築年数も経っておりフルリフォームの上で貸家になるとの事で、傾いた状態で水平に貼ってあった1階の床や埋め込みのお風呂などすべて解体撤去してからの施工です。
今回は2階の床レベルに合わせてジャッキアップ
アンカーボルトの溶接、鋼製束入れ
モルタル詰め
増築した物置も
あとは解体や細かい打ち合わせに来て頂いた工務店さんにお任せして海老名2工区目に向かいます
が外構工事が進んだ東京の現場は
ウリン材でのウッドデッキが完成です。来月室内の補修と玄関ドアを入れ替えて完了となります。
修正工事が終わりましたら建物や外構のリフォームをお好みに合わせてお楽しみください。
家の傾きや基礎の劣化補修等でお悩みでしたらお気軽にご相談ください。