東京での修正工事は終わりました
2023/03/17
ジャッキアップも無事に終わり沈下修正工事は無事に完了しました。
変形が著しかった勝手口も
工事前 ジャッキアップ後
ジャッキアップ 同地点での鋼管受け方
今回は沈下量が大きい上に掘削してみると最大沈下付近の床下は200㎜近く陥没しており、ジャッキアップ後では平均で約450㎜の空洞ができました。さすがに通常の空洞充填は再沈下発生のリスクしかありませんからひたすら人力で砂・土入れでの埋め戻しです。
ジャッキアップ前空洞200㎜ 同地点での埋め戻し
ジャッキアップ後にゲージを当てて写真を撮り忘れてしまいましたが
この写真の床下付近なので500~400㎜近い空洞。
外部埋め戻しも杭頭保護モルタルを打設しながら埋めてしまえば
この通り、再沈下の要因にもなる垂れ流しだった雨排水も浸透桝を設置して改善しました。
残る作業はアラミド補強をした基礎のパッチワークと樹脂は紫外線に非常に弱いので必須工程の塗装です。
沈下修正工事は完了ですが、ここから補修工事と外構工事が来週より始まります。一部の外構工事を自社施工し補修と改修を工務店さんにお任せして現場管理に努めていきます。
そして新年度の4月からは神奈川県で少し長期の排水管改修のトンネル掘削工事が始まります。
今月も現場と並行していくつもの現地調査に呼んで頂きありがとうございます。伺う現場によって傾いた理由や条件が違うため、しっかりと現地をみて最善の提案を致しますのでお気軽にご相談ください。