怒涛の8月でしたが町田市と練馬区で無事完了しました。
2022/09/01
記録的な猛暑の中、お盆休みも挟みましたが2棟無事に完了しました。
2棟とも個人様からの御依頼で共に木造2階建てで3m程度の擁壁の上にある築30年程度を経過した建物で工法は耐圧板工法。
同時期に同じような条件での沈下修正工事も珍しいのですが、この所は個人様からのお問い合せやご依頼が数多く寄せられて感謝の気持ちで一杯です。
感謝の気持ちを込めてまずは町田でトンネル掘削からの転圧
今回も掘削は弊社のエースにお任せして私は転圧とジャッキセットの担当です。
全てのジャッキセットが終わり40㎜のジャッキアップすると、ベタ基礎の捨てコンのセリ上がりで思ったより室外機が斜めになりましたが
埋戻しと空洞充填をして整地をすれば作業前とほぼ変わらぬ状態に戻りました。
修正工事の写真はジャッキアップをして基礎下の隙間や室外機等の付属物の状況写真以外は施工前と後でもほとんど変化が無いのでインパクトはありませんが、弊社ではジャッキアップ工事完了後には施工前とほぼ変わらない状態でのお引渡しをモットーに施工前準備をしてから仕上げをしています。
次の練馬の現場では図面資料が一切ない中での御見積から着工させて頂き、現調時に10㎜近い基礎クラックが
あった事から無筋基礎を想定して施工提案をしていましたが基礎補強に向けて斫りをしてみると
何かがおかしい。基礎補修をいったん後に回し掘削してみるとやはり何かがいつもと違う
まさかの改良杭発見!
杭の斫り解体を出来るスペースを掘削する事が敷地状況により難しく、転圧による縁切りに期待をして転圧を繰り返していくと
転圧による縁切り解体が成功した事によりまず一つの問題は解決し、補強予定の基礎は徐々に状況が分かっていき
新築時の基礎施工がこの部分で間違えていて基礎立上り部分のみ解体し新規で立上りのみを打ち足して施工した事が判明しました。
長いこと現調~見積を行っていますがここまでの条件違いは見抜けませんでした。
しかし作業する事によりきちんと現状の確認できれば、基礎補強項目は提示していましたので追加工事を発生させることなくどんどん進行して行きます。
ジャッキアップ 既存基礎と打足し部分のジャッキアップ後
炭素繊維シート貼付け 上塗り完了
着手からの数日間の悩んでいた日々を払拭して無事作業完了です。
9月からは昨年よりお付き合いが始まった法人様よりの現場が続いて行きます。
弊社に声をかけて下さいます皆様のおかげで年度内スケジュールもかなり埋まってきましたが、対応できる限りしっかりと対応させて頂きますので家の傾きなどでお困りでしたら悩むことなく ㈱テクノ にご相談下さい。
お悩み解決に向けて最適な御提案をさせて頂きます。