茨城は終わり、次は千葉。でも都内はまだ終わりません。
2022/06/13
行ってきました茨城に、久しぶりに行きましたがのどかでいい所です。
朝の景色を堪能しながらコーヒーを味わって現場へ
東日本大震災の時に液状化現象が発生し傾き、他社にて土台揚げ工法で修正工事を一度施工してあるこの建物。
ここ最近の大きい余震の影響とこのあたり一帯が広域で再沈下を起こしている様で周辺の道路も勾配が逆になり
一度直した建物も再沈下が発生してしまいました。
施工前 ジャッキセット
そして今回の御依頼では玄関周辺から台所付近までの部分的な土台揚げ工法での修正工事になります。
部分的な修正工事は修正範囲の見極めがキモになりますが弊社は得意です。
部分揚げが対応できないケースもありますので現地調査をご依頼くだされば判断いたします。
ジャッキアップ前 ジャッキアップ後
奥様が気にされていた室内の床や玄関ドアもきっちりと修正いたしました。
しかしなんとその直後に地震が・・・・
ジャッキアップ後に建物を固定し、ジャッキを外してその日の作業も終わり現場を離れた10分後に深度4の地震が現地で発生!
ホテルに戻るとエレベーターは止まってしまい、支配人さんが言うにはここ最近の地震の中では一番大きかったし長かったとの事で、音楽を聴きながら運転していた私は全く気付かずお恥ずかしい限りでした。
思い返せば3.11の東日本大震災の時も運転中で全く気が付かず、ラジオのアナウンスで地震発生を知ったことを思い出しました。
翌日奥様に伺うとあまりの揺れに外に避難されたとの事で、建物の受け方が終わった後で本当に良かったと胸を撫で下ろし、モルタル詰めを行って完了致しました。
放置していた深夜の補強工事も再開してあと柱1本で完工という所で再びストップ!
補強アンカーの施工方法で再検討事案が発生してしまいました。
しかしこのタイミングで弊社には新築の配置間違いによる移動工事の緊急御依頼が有り、夜間工事は再び放置プレイです。
お話を頂いてから1週間で話を纏めて準備をしていざ千葉へ!
事情が事情ですので細かい経緯や建物はお見せ致しませんが次回は千葉編です。
この所HPやネット経由でのお問い合せを多く頂きうれしい限りです。真心を込めて現地調査とお打ち合わせをさせて頂きますので、家の傾き等で気になる事がございましたらお気軽にご相談ください。