旅は続き茨城県で土台揚げで傾きを修正しました。
2026/01/11
長野より東京に戻り石川県と長野県での資材やジャッキを整理して、夏にご相談を頂き少しお待たせしてしまいましたが茨城県で土台揚げをおこないました。
東日本大震災で傾いた建物で最大沈下量は130㎜あるので建物全体でのジャッキアップがベストなのですが、リフォーム予定にお風呂は入っていないので埋め込み風呂の解体が出来ません。
難しさはありますが建物の傾き方向と建物長さから最適なジャッキアップ量を見つけ出して施工可能と判断し玄関とお風呂をいじらずに建物のジャッキアップをおこなっていきます。
夏の現調写真なので家の周りは緑が生い茂っていますが今は枯れて服につく種と闘いながら外周部での作業です。
建物も大きいのでジャッキ台数も通常より多くなりますが図面がないのでアンカーボルトを探しながら作業を進めていきます。
建物のジャッキアップをする場合にガス管を切る必要があるのかどうかを判断し場合によってはガス工事会社を手配する必要が出てきます。エリアによってはガス工事の日程が工程と合わせるのが大変なので、現地調査時に分かればよいのですが不明な場合も多く実際は施工しながらの判断となる事も多いんです。
今回は土台揚げなのですが配管の掘出しで問題が無いとわかりましたがもう一つの設備配管、給水管を調べるとないんです、水道メーターが。
オーナー様に相談するとこの地域は井戸からのポンプアップなので水道メーターは無いが止栓バルブがあるとの事ですがいくら探しても見つからず
新たに止栓バルブを設置してもらうことになりました。
ジャッキセットも順調に進みジャッキアップです。
お風呂はいじらない施工条件でしたがお風呂に補修工事は発生せず最大約120㎜のジャッキアップで建物レベルも基準値以内に収める事ができました。
建物を本受けをしてジャッキをすべて外してしっかりと消火作業をしながらアンカーボルトを溶接し
仮枠も入れながらモルタルを詰めていきます。
外周部はモルタルを詰めたあと乾燥してから左官で仕上げていきます。
左官で基礎を仕上げて作業前に撤去した濡れ縁を元に戻して茨城での土台揚げも完了です。
更新が遅くなっていたブログも、いよいよ次の千葉県でのアンダーピニング工事が2025年最後の現場になります。
傾いた建物を今後の建物の使用予定年数や売却予定なども考慮して最適な工法を御提案するのはもちろんですが修正範囲も状況によっては色々と検討致します。
家の傾きでお悩みでしたら一度ご相談ください。


