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新潟県での能登半島沖地震復旧工事

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新潟県での能登半島沖地震復旧工事

新潟県での能登半島沖地震復旧工事

2024/07/28

今年一月に発生した能登半島地震、1月末より毎月末に石川県、富山県、新潟県に調査や工事説明に伺っておりましたが6月になりやっと新潟県での液状化による家の傾きの復旧工事に着手致しました。

今までの経験ですと地震後早ければ1ヶ月程度、遅くとも3か月までには復旧工事の為に現地に伺っておりましたが、今回はエリアが半島を含む広範囲であった事や液状化被害が過去の地震より被害が大きくインフラ等との絡みもあった事やなどがあった為かなり遅い復旧工事となってしまいました。

 

 

液状化の噴砂により建物は基礎天端まで埋まり、裏にある水路は崩壊していました。

ここまで埋まっている建物の傾きは最大120㎜、約1.5ⅿ地盤改良をしている土地なので傾きが少なくて済んだのではと推察しています。改良体の上に建っている建物でしたので今回は耐圧板工法での施工です。

でも砂質土の改良体は固いので掘削が大変なんです!

 

 

ジャッキの周囲の掘削跡が固さを伝えられると良いのですが・・・

固くとも掘削は進みジャッキセットをしていきます。

 

 

弊社の耐圧板工法では掘削の大きさや深さをできるだけ小さくしていくのが特徴で深さはベース下で約200㎜程度で施工しております。

すべてのジャッキセットが終わりジャッキアップをすると

 

 

ベースと改良体の縁が切れるのでいつもとは違った光景になりますがジャッキアップ後は安全の為にすべてのジャッキを当日中に鋼管と差し替えて建物を受けて固定します。

 

 

あとの工程は埋め戻しと空間充填になります。

 

 

埋め戻しは完了しているのですが空間充填工のポンプ車等の日程の都合上数日空いてしまったので2棟目の建物の着手をしました。

 

 

地中内障害物が多く埋まっており水も出てくる現場です。

中々に苦労をした現場ですが新潟編パート2で詳細をお伝えできればと思います。

今しばらくは新潟にて施工しておりますので県内はもちろんの事、富山県、石川県もこの後施工していく予定となっておりますので家の傾きでお困りでしたらお気軽のご相談ください。

 

 

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