株式会社テクノ

想定を超えた掘削作業

お問い合わせはこちら

想定を超えた掘削作業

想定を超えた掘削作業

2022/04/13

 

いきなりですが水源を掘り当てたか!という様な水量です。

新年度最初の足立区での現掘削作業中の出来事で、ボーリーング資料では想定水位はGL-1.8m。

建物の傾きを治す為にアンダーピニングを足立区周辺で幾つも施工した経験から、梅雨に入ると水位が上がるので4月に着工したのですが、それより前の1.2m位でいきなり噴き出してきました。

余りの水量であったのと通常の水位での湧き方とは違ったので、水中ポンプ×2基で対応するも状況は変わらずでしたが、2日間水を汲みだし様子を見ると水位は下がり何とか梁を越えて床下への進入口は掘削完了。

 

 

沈下修正工事で埼玉等の水位の高い地域でもかなり掘削をしてきたので少々の水では驚きませんが、今まで経験した事も無いような水の出方だったのでもしやと思い床下に入ると・・・

 

床下には土が無く空洞になっていていました。床下にしっかりと貯水していた様です。基礎に黒い水跡が有り、約80㎝程度の水位があったようです。

建物の総㎡数を考えると何百㎥の水があったのかと想像してしまい暫し床下で茫然としてしまいました。

2工区目も同じ状況だろうと想定し枠入れとポンプ釜場をしっかりと掘り込んで掘削を進行していくと

 

 

1工区よりも水の量が多い!しかも2日間、水を汲んで掘削再開した翌日には雨も降っていないのに

 

1工区目ではこんなことは無かったのに元の水位に逆戻り、水中ポンプ×3基掛けです。

でもこんなこともあろうかと

 

 

こんな床下で汚泥が流れ込まない様に内側にもしっかりと枠入れをしておきました。

長い間さまざまな地域で根伐作業をしていても経験した事の無い、初めて尽くしの現場ですが事故の無い様に作業を進行して行きます。

 

今週末には2棟、家の傾きの現場調査に行ってきます。

家の傾きでお困りの方がいらっしゃいましたらお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。