今回の床下メインの耐圧板工法の沈下修正工事。感想は「快適」の一言に尽きます。床高のお話は前回触れましたが発生土はすべて土嚢に詰めて集積し、作業スペースの根絡みを外して・・・ いえいえそんなことよりも室内暖房の熱で床下まで暖かい！冬の床下は風は無くても底冷えするのが常なのでこの快適さは初めての事かもしれません。
初めから脱線してしまいましたが作業の方は根伐、転圧とも順調に進みジャッキアップは大小のクラックも多く、無筋基礎＋ブロック積でしたのでかなり気を使いましたが無事揚げることができました。
耐震補強の鋼材も設置されて既存基礎とつながっていたので思ったより重かったですが、安全を考えジャッキ位置を増やした事で、クラックが広がることもなく綺麗にジャッキアップができて良かったと思います。
揚げてしまえば鋼管を耐圧板と溶接で固定し、埋め戻し後はジャッキアップした寸法分の基礎下にできた隙間を、今回はセメントミルクで充填し根絡みも戻して完了です。
